プロ野球界の7月の風物詩、オールスターゲームが近づいてきました。
出場選手発表はファン投票、選手間投票、監督推薦、プラスワン投票と4段階に合わせて発表されます。
2024年のファン投票は、日本ハムファイターズから9人もの選手が選ばれたことが多くの話題を集めました。
今回の記事では、幼少期のテレビはサンテレビのタイガース戦が最優先という家庭で育った、いわば野球観戦の英才教育を経た僕が今回のオールスターゲームの注目選手5名を紹介します。
2024年プロ野球オールスターの注目選手
才木 浩人(投手 阪神タイガース)
12球団トップの勝ち星と3度の完封勝利(7/4記事執筆時)と前半戦のタイガース先発陣を牽引した才木投手に注目です。
才木投手の特徴は非常に高い奪三振率です。
オールスターゲームになると最大でも3イニングと普段より投球回が短いぶん、いつも以上に飛ばして行くことが予想されます。
これまでは怪我に泣く野球人生でしたが、晴れ舞台であるオールスターでの大活躍を期待したい選手です。
山本 祐大(捕手 横浜DeNAベイスターズ)
ここ数年チーム内で捕手競争が激しく、なかなか正捕手と呼べる選手が出てこなかったDeNAベイスターズにて、2023年シーズン終盤からそのポジションを掴んだ山本選手が出場します。
山本選手の特徴は、この投高打低の時代に3割近くの高アベレージを残すバッティングの良さと捕手としての盗塁阻止率の高さです。
打席で見せるバッティングと合わせて、その強肩ぶりもオールスターで見ることが出来るかひとつの見どころと言えます。
筒香 嘉智(外野手 横浜DeNAベイスターズ)
今シーズンより古巣に復帰した、かつての横浜の顔とも言える選手がファン投票で選出されました。
打率や三振数を見るとまだまだ日本の野球に順応するのに手間取っているように感じますが、打席数あたりの本塁打率は村上選手(ヤ)や岡本選手(巨)らと遜色のない数字となっています。
数々の苦労も乗り越えてきたベテランが、晴れ舞台で輝く姿を見せてほしいと願います。
田宮 裕涼(捕手 北海道日本ハムファイターズ)
2年連続最下位だった日本ハムの好調ぶりを引っ張る田宮選手に注目です。
特徴はその高いバッティング技術で、現時点でリーグに2人しかいない3割バッターです。
捕手としてもリーグトップの盗塁阻止率を誇り、セ・リーグの俊足どころとの塁上の対決も注目です。
近藤 健介(外野手 ソフトバンクホークス)
現時点でNPB最強バッターと言って過言ではない近藤選手に注目です。
もとよりアベレージを残すことには定評のあった選手ですが、ホークス入団後より長打力も上がり、手のつけられないバッターとなっています。
打率と本塁打はリーグトップ、打点はリーグ2位と三冠王まで狙える位置につけている近藤選手が、オールスターゲームでどんなバッティングを披露してくれるのか、大きな期待が膨らみます。
まとめ
今回は2024年のプロ野球オールスターゲームに出場する選手の中から、個人的に注目している選手を5名ピックアップして紹介いたしました。
当日試合をご覧になる方はともに楽しみましょう。
お読みいただきありがとうございました。